CAST/STAFF

CAST

亀田 侑樹(岸田 建造 役)

佐久本 宝(長友 信二 役)

松本 妃代(小森 茜 役)

久ヶ沢 徹(寺本 武文 役)

山口 景子(葛原 しのぶ 役)

仁村 紗和 (安西 さくら役)


清水 葉月(小此木 理恵 役)

柿本 光太郎(ハル♡ビッグユニット 役)

馬場 良馬(三澤 貴之役)

立石 晴香(江津子 役)

今田 美桜(メグミ 役)

岡森 諦(アングラ先生 役)


菅沼久義(水下先生役)

田中雅功(さくらしめじ ガク役)

髙田彪我(さくらしめじ ヒョウガ役)

白石茉莉奈(きよ美役)

亀田興毅(ロードワーク中の男役)


1話ゲスト:野沢雅子、古川登志夫、柿沼紫乃、野島健児、白石涼子、阿座上洋平、大和田仁美

2話ゲスト:神谷明

3話ゲスト:千葉繁

4話ゲスト:田中真弓

5話、6話、7話ゲスト:豊永利行

8話ゲスト: 江原正士、森久保祥太郎

9話ゲスト:緑川光、小野賢章

10話ゲスト:内田真礼 


STAFF

原作・脚本 : 横内 謙介

「連続ドラマを作りたいのだが、今のテレビのやり方とはまったく違う方法でアプローチしたい。ヒットしたマンガや小説のドラマ化ではなく、完全なオリジナル作品で、まず脚本作りを先行させ、その脚本にふさわしいスタッフ、キャストを探すつもりだ。」 私の劇団の公演を見て気に入って下さったという藤田晋社長から、その脚本を書いて欲しいというリクエストを頂いた時、本当に中身も出演者も監督も決まっていない真っ新な状態でした。ずっと舞台畑で生きて来た私でも、主演さえ未定という作り方がいかに稀有で、挑戦的であるかということは分かりました。しかもそれを試作や実験としてではなく、予算をかけて本格的に製作すると仰るのです。

 作家として、こんなやりがいのある話に巡り合うことは二度とないだろうと思い、映像シナリオに不慣れなことや、時間的な余裕が少ないことなど不安材料を抱きつつも、このチャレンジに参加させて頂く決心をしました。テレビ界の作家でないところに期待をしますと言う社長のお言葉にも強く背中を押されました。

 そして以前からずっと気になっていた、声優志望の若者たちを描く青春ドラマを提案させて頂きました。

私の劇団扉座では20年劇団付属の俳優養成所を運営していますが、この10年で増えて来たのが、声優志望で専門学校を卒業したけど、声優になるのは難しそうだから、舞台俳優に方向転換をしたという若者たちです。聞けば、ルックスが良くないから、舞台で生きるしかないと思ったなどと言うのです。舞台こそ生身を晒すのだから、逆だろうと思うのですが、そういう若者が次々にやって来るので、その世界で一体何が起きているのだろう?と興味を持ってリサーチと観察を続けてきました。

そこに声や言葉に拘ったドラマを加えようと思いました。声優というモチーフがそこで生かせるという直感と、オリジナルで勝負出来るこの機会に、声や言葉と深く関わって来た劇作家として、特別な思いを込めたいと考えたからです。

 尾形監督が全員オーディションで選んだという出演者たちは、失礼ながらほぼ初めてお名前を聞く方々でした。誰一人、名前で選ばれていない証拠です。当初の志が見事に貫かれていることに、身震いがしました。すでに最終話まで脱稿して、あとはただ見守るのが私の役目ですが、この創作に全身全霊でぶつかれたことをとても幸せに思い、少しでも多くの方にこの作品を見て頂きたいと願います。

監督 : 尾形 竜太

「コイツらに、また会いたい……。」

そんな風に思ってもらえる物語を志して日々撮影しています。

藤田社長に監督の依頼を受けたとき、今までの感じと違うなぁ、あれ!?そんな考え方をしていいんだ!いつかこんなドラマをやりたいと思ってたじゃないか!!と、どんどん藤田さんがAbemaTVドラマでやりたい事が、パンクで面白いなと共感しました。だったら大変そうだけど、いっちょう楽しもう!と、全10話という長丁場の監督に腹を括りました。

どうせパンクにやるなら、もう2度とやれない事をやってやろうと、メジャーキャスティングを一切やめて主役から全てオーディションで選ばせてもらいました。先にシナリオがあって、そのシナリオに出てくる登場人物を探したという単純なこと。でもしかし、これが中々できないのが現実です。

それを藤田さんは面白がってくれました。それはすごく嬉しかったですね。

そんな事もあって、(絶賛撮影中ですが)僕らは純粋なモノづくりをさせて貰っています。

また、主人公のケンゾウという役は難しい役でした。シナリオ作りの段階から実は悩みの種だったのです。そんな中、オーディションで亀田くんに出会って、

「あっ、ケンゾウがいた!」

そう単純に思いました。亀田くんは役に対して愚直な男。ケンゾウも同じです。

「こいつバカだな、でも、なんかいい」と、思ってもらえると嬉しいですね。

そして、このドラマのシナリオは劇団・扉座の座長 横内さん。だったら役者もスタッフも劇団にしてやろう!みんなで同じ舞台を作る。幕が開いたら上も下もない。みんなの劇団。自由に意見を出し合い、遠慮のない関係性の中でただ良い物語になるためだけに撮影が進むよう努めております。

そんな今までのセオリーにない作り方は芝居に、映像に、そして「物語」として残せていると自負しております。

視聴者の皆様には、せっかくのAbemaTV初のオリジナル連続ドラマです。どうぞ遠慮なくツッコミコメントをガンガン入れながら楽しんでください!

エグゼクティブプロデューサー : 藤田晋

「AbemaTV」は、数々のオリジナル番組を制作してまいりましたが、このたび、日本中の人を惹きつけるような「AbemaTV」発のヒットコンテンツを生み出すことを目指し、初となる完全オリジナルの連続ドラマ制作に進出します。これにあたり、かねてより私自身が舞台や作品を拝見し、その素晴らしさに注目をしていた脚本家の横内氏と監督の尾形氏に直接お声掛けをし、本プロジェクトをスタートすることになりました。

今回、最高の脚本とオーディションで選びぬいた妥協のないキャスティングでお届けする『AbemaTVオリジナルドラマ進出記念作品 #声だけ天使』は、“純愛”“青春”という普遍的なテーマで、若者をはじめ幅広い世代の視聴者を魅了する作品として、みなさまに楽しんでいただけることを期待しています。



原作・脚本 : 横内 謙介

監督 : 尾形 竜太

プロデューサー : 稲葉 尚人

エグゼクティブプロデューサー : 藤田 晋

制作プロダクション : 角川大映スタジオ

製作著作 : AbemaTV